今回はひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)のさゆの過去について解説していきます。

さゆは、過去に何があって家出をしたの?
調べてみるとさゆは過去に忘れることのできない大きな傷を追っていました。
さらにその傷口を広げ、家出を決意させた母親の一言が明らかに。
ここからは『ひげひろ』のネタバレになりますので、ネタバレが嫌いな方は注意してください。

ではさっそく『ひげひろ』さゆの過去について解説していきます。
時間がない人のためにさくっと結論から
- さゆは過去に唯一の友達を目の前で亡くした
- さゆは過去に母親の一言が家出を決定づける
ではここから、詳しく解説してきます。
『ひげひろ』さゆの過去について解説
さゆが吉田に拾われるまで過去に何があったのか解説していきます。
さゆの高校時代の大切な友人
北海道の高校に通っていたさゆは、母親との確執が生まれていた。2年生になったさゆは、厳しい躾もありゆるい学生と自身との差に「息苦しさ」を感じていた。
そんな高校生活に息苦しさを感じながらもさゆは同学年の斎藤から告白をされ、断ります。
斎藤はスクールカーストトップの男子生徒で、その斎藤を好きだった女子のスクールカーストトップの結月による嫌がらせを受けるようになります。
ただし、もともと一人で孤独な状態を苦と思わないさゆにとって、あまり影響はないものでした。
そんなときに真坂結子という眼鏡の女子生徒に話しかけられ、人生はじめての友達ができます。
さゆと結子は徐々に仲良くなっていき、さゆも学校で「にへらっ」と心から笑うようになってきました。
しかし、結月の標的が結子に向かい、徐々に結子の精神は病んでいくのでした。
結子を守ろうと心に決めて、必死になるあまり学校でのさゆの笑顔が消えていきました。
そして、ついに事件が起きてしまいます。
結子はその日学校を休んでいたはずでした。
いつものように昼食をとろうと屋上に上がったさゆが目にしたのは、学校を休んだはずの結子の姿でした。
結子が飛び降りないように必死でさゆは説得をします。
ただ、結子は「自分の存在がさゆを苦しめている」と自分自身を攻め続けていました。
無念にも願いは届かずさゆの目の前で結子は屋上から飛び降り、初めての友達の遺体を屋上から見下ろすことに・・・。

トラウマになるのも仕方がない・・・。
『ひろひげ』さゆの家出の原因は?
さゆの家出をすることの原因は母親の放った言葉です。
初めてできた友達を亡くし、学校に行けるはずもなく家にいる日々が続くさゆ。
そんな傷ついているさゆに対し母親は「本当にあなたが殺したんじゃないでしょうね?」と言い放ちます。
友人が飛び降りた現場をみた最後の目撃者ということもあり、さゆの周りが騒がしく心が疲弊しているところに・・・。
家族である母親の痛烈な一言でさゆは、北海道の実家を出ていくこと決意しました。
というより実家にいられるはずがないですよね。
母親に友人の命を奪った犯人扱いにされさゆは限界を迎えます。
その後、さゆは止めてくれる男性のもとを転々とする中で、善悪の判断基準に狂いが生じ始めて自分のことを大切にできなくなっていきます。
そんなときに吉田に拾われ、共同生活が始まっていきます。
さゆの過去まとめ
今回は『ひろひげ』のヒロインのさゆの過去について解説していきました。
- 唯一の友達だった結子を目の前で亡くし、それを止められなかったさゆの過去
- 母親に結子を殺した犯人扱いされたさゆの過去
この大きな2つの出来事がさゆの家出の原因ということでした。
以上、おしまい♪
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