今回は、saoのアリシゼーション編のカーディナルについてフォーカスしていきます。
図書館で200年もの間時を過ごしたカーディナルの正体とその最終目的について書いていきます。
saoのアリシゼーションは、アニメの12話で初登場します。出会いから順番に丁寧に徹底的に説明していきますので、ネタバレもあります。
ネタバレが嫌いな方は、アニメの放送を見てから読むようにしてください。
カーディナルとの出会い
セントラル・カセドラルの牢から抜け出した、キリトとユージオは途中整合騎士の一人に見つかりろくな武器を持っていない状態の二人はかなり追い詰められます。
そのとき助けてくれたのが、十歳くらいに思える少女です。
「おい、こっちじゃ!」と手招きして扉の奥へと消えていきました。
見た目は幼い少女に見えますが、言葉遣いはおじいちゃんですね(⌒▽⌒)これが、カーディナルとキリトとユージオのファーストコンタクトになります。sao3期の12話ですね♪
帽子にローブ羽織って、背丈よりも長い杖を持ったカーディナルが道案内しキリトとユージオを誘導してくれます。
そして、「ほい」と掛け声一つでいままで通ってきた通路を跡形もなく閉じたカーディナル。只者ではない雰囲気がありありと伝わってきますね。
カーディナルのいる大図書館
カーディナルのいる大図書館には、本棚と本だけで世界が作られています。リゼロのベアトリスがいたところと同じような感じですね。図書館には、幼くて実は数百年生きている訳あり少女がいるのが最近のはやりなのかも(*´艸`*)
この広大な大図書館では、アンダーワールドが創り上げられてからの歴史の記録と天地万物の構造式並びに、システム・コマンドのすべてが網羅されています。
カーディナルは、アンダーワールドが仮想世界であり、さらに自分自身が、カーディナル・システムという自律型プログラムである事実を理解しているのでした。
アドミニストレータの誕生
アンダーワールドの世界では、子供が生まれる時に外見だけでなく性格も遺伝するようなシステムがとられています。
なので、利己主義のかたまりの存在からは、それに強く汚染された子供が生まれてくるということです。
そうして形成された子孫によって現在の貴族、皇族、上級司祭といった人たちが構成されています。
汚染された利己的な欲望に溢れた存在であるトップに君臨しているものが公理教会の最高司祭であるアドミニストレータです。そしてシステムの管理者にあたります。
カーディナルの正体
アドミニストレータは、もともとは利己的な欲望の強い少女に過ぎません。そのために、人工フラクトライトを記憶しているライトキューブについても寿命があり、それは150年分の記憶しか保てません。
つまりアドミニストレータも記憶容量が限界を迎えることで、人工フラクトライトつまり魂に限界が訪れることになります。
それをどうにか回避しようと考えたのが、当時公理教会の修道女見習いをしていた一人の少女に目をつけました。アドミニストレータは、彼女に自らの人工フラクトライトである魂の記憶を、彼女のフラクトライトに上書きコピーを行うことを思いつきました。
魂と記憶の統合の儀式である《シンセサイズの秘儀》を行ったのです。
ネタバレになしますが、整合騎士やアリスの記憶が変化してしまったのは、このシンセサイズの秘儀によってです。
しかし、想像していなかった自体が起きました。シンセサイズの秘儀が終わるとそこには、アンダーワールドに最高権限を持つ同一の神が二人になってしまったのです。
そして、アドミニストレータは、メインプロセス、修道女見習いであった少女はサブプロセスと互いを認識しました。
もとは修道女見習い、アドミニストレータの魂の記憶である人工フラクトライトをライトキューブに上書きコピーされた少女の正体こそがカーディナルです。
カーディナルーが図書館にいる理由
二人の役割は明確であり、アドミニストレータはメインプロセスとしてこのアンダーワールドすべてを管理しているもの。
一方で、カーディナルはそのメインプロセスであるアドミニストレータが誤っていることをしたならば、修正を行う役割を与えられました。
それゆえに対立し、アドミニストレータとカーディナルは真っ向から戦うことになりました。
カーディナルは、神聖術ではアドミニストレータのフラクトライトが上書きコピーされているため互角の実力を持っていました。
しかし、体格が違いすぎる二人、そのことにいち早く気がついたアドミニストレータが身長のアドバンテージを有利に使うことでカーディナルを追い詰めていきます。
魔法を封じた空間でアドミニストレータは、カーディナルと戦いを有利に進めていきました。
そうして、命からがらカーディナルが逃げついたのがあの大きな図書館になります。というより図書館まで追い詰められてしまったというのが正解でしょう。
これが、カーディナルが200年もの間図書館にいる理由となります。
カーディナルの望み
カーディナルがキリトに望んだ事は2つ。
1つはもっと恐ろしいことを行おうとしている、アドミニストレータを共に倒す事。
カーディナルの2つめの望みは、人間のぬくもりを感じる事でした。
なんせ、二百年の孤独の末に生きたカーディナルです。徐々に人間のぬくもりというものが恋しくなっていました。
誰かと言葉を交わし、手を取り合い、魂の接触を感じたいという望みは、ネタバレになりますが最終的にはキリトによって叶えられることになります。
カーディナルの最終目的
アドミニストレータの最終目的は、暗黒界人が人間に残虐の限りを行うという実験をすること。
カーディナルの最終目的は、そんな凄惨な世界が訪れる前にアンダーワールドの全てを無に還すことでした。
それを聞いたキリトは苦悩の後に、協力するが手段を探し続ける事を宣言しました。
カーディナルの使い魔
キリトとユージオを薔薇の庭園から大図書館のある扉へと誘導していた蜘蛛です。
小さな蜘蛛は実は、シャーロットという名前で、カーディナルの使い魔なのです。
アドミニストレータとの最終決戦では、自らの体を巨大化させることで、ソード・ゴーレムに立ち向かいました。
カーディナルの最後
アドミニストレータの生み出した、恐ろしい刃を持つソードゴーレムの正体をつかんだカーディナルは、殺人禁止の制約によりソードゴーレムを破壊することができません。
キリト、ユージオ、アリスの3人の命は、風前の灯火でありこのままでは全滅を確信したカーディナルがある条件をアドミニストレータへとつきつけます。
自身の命を引き換えに3人の命を助けて欲しいと願い出ます。
アドミニステレータにとって200年以上も存在を消したくても、消せなかった存在であるカーディナルを消せる絶好の機会です。その条件を飲んだアドミニストレータは、激しい雷撃をカーディナルに浴びせ自分の命と引き換えに3人を助けました。
そして、カーディナルは最後の瞬間にアドミニストレータを倒して凄惨な計画を阻止して欲しい、キリトへ最後の望みを託しました。
まとめ
カーディナルは、キリトとユージオの動向を常に追っており、アドミニストレータを倒すために必要な存在であると確信していました。
単独ではアドミニストレータを倒すことができないために、キリトとユージオを巻き込むことでカーディナルの最終目的であるアンダーワールドを無に返そうとしました。
しかし、カーディナルの命はキリト、ユージオ、アリスを助けることで消滅してしましました。しかしカーディナルの望みはキリトにしっかりと託されていたのです。
カーディナルについて詳しくなりましたね♪SAOアリシゼーションのセントラル・カセドラル編でのキーマンとなる人物でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
コメント